生理がくるたびに毎回面倒くさいと思っているのが「生理用品の交換」です。出来ることなら替えたくないし、あの独特のニオイが嫌いでいつもこれがイライラする原因にもなったりしています。
常に漏れていないか気になるし、「生理がきても不快感なんてないし、快適!」なんて1度も思ったことはありません。みなさんも生理痛はもちろんですが、毎時間トイレへ行って交換したりするの面倒くさいと思いませんか?
そんな中で、私達を悩ませてきた生理痛や不快感を減らす「布ナプキン」が今注目されているんです。私も時々ファッション誌などで見かけたりしますが、どういうものなのかよくわからず気にしていませんでした。
でも使ってみた人たちの感想を聞くと「冷え性が治った」、「生理中でもカブれない」という優れたメリットがあるということを知りました。
というわけで、今回は実際に布ナプキンを使ってみることによって本当にこのイライラは解消されるのか試してみました。
メリットだけじゃなく、試してみてわかったデメリットも含めてまとめているので、気になっていたという人は使う前に是非この記事を参考にしてみてくださいね。
目次
布ナプキンとは普通のとどう違うの?
毎月生理の時に使い続けている、ナプキンやタンポンですが布ナプキンはそれらと何が違うんでしょうか?
私は今まで「布ナプキン」という存在すら知りませんでした。でも口コミ力って凄いですよね…周りで使っていて良かったと聞くとすぐに気になって調べてしまいます。
というわけで、ここでは布ナプキンについて調べてみてわかった種類やメリットについてまとめてみました。
「実はどういうものなのかわからない」という人も是非一緒に読んでみてくださいね。
使い方や種類が豊富にある
まず布ナプキンには販売しているお店によって呼び方はさまざまですが、種類が色々あります。
通常のナプキンと同じように使える「ベーシックタイプ」は、いつものように付けられてコンパクトに折りたたむことができます。また、1番安く手に入るので初めて使う人におすすめです。
次に折りたたんで使う「プレーンタイプ」は、汚れたら布の重ね方を替えて1枚で2回使えるというメリットがあります。ただし防水加工がされていないので、漏れを防ぐパッドが必要になります。
そして最後に組み合わせて使う「ホルダー型」です。これはプレーン(経血を吸収してくれる布)と下着を固定するタイプです。ホルダーは必ずプレーンと一緒に使用します。メリットとしては、ホルダーは付けたままでプレーンのみ交換すればいいので持ち運ぶ時もかさばりません。
カンタンにこの3つのタイプがありますが、わかりやすい動画があったのでよかったらこちらを一緒に参考にしてみてくださいね。
コットン素材だからかぶれ・かゆみもなし
いつもナプキンを使っていると、外出先で動き回っている時に擦れてしまってかぶれてしまうことありませんか?生理中って特に敏感肌だから余計にかぶれやすくなるし、それが原因で痒くなったりしますよね。
布ナプキンは下着と同じようなやさしい付け心地なので、擦れてもとくにかぶれたりしません。
毎月使うものなので、かぶれやかゆみで悩まされているのってとても辛いし何とかしたいですよね。私もよくフェミニーナ軟膏とかを使ってかゆみを抑えたりしていました。
肌がデリケートになる時期なので、優しい素材の布ナプキンを使ってデリケートゾーンを大事にしてあげたいですね。
ムレないからニオイが気にならない
布ナプキンは通常のナプキンよりもムレませんし、なんと湿気を逃してくれます。しかも水分はちゃんと吸収してくれるので生理中も快適に過ごせちゃうんです。
いつも下着の中でムレてしまって、生理のあのイヤなニオイが気になっていましたが布ナプキンなら湿気を逃してくれるからニオイもいつもより軽減されます。
毎回ナプキンを替える時このニオイも苦手だったのですが、これならトイレに行った時にも気分よく替えることができますね。
ゴミが出ないから環境にも優しい
今まで使っていた生理用品は、使ったらもちろん汚物入れに捨てていましたが布ナプキンの場合は違います。洗って繰り返し使えるのでゴミが増えません。
これは環境にとっては良いことだし、ゴミ出しのときに周りの目が気にならなくなります。
特に一人暮らしの女性って生理用品を捨てる時は、袋を二重三重にして目隠しして入れないと何だか不安になるんですよね。誰が見ているかわからないし、さすがにナプキンがみえる状態でゴミを捨てることはありませんがそういった心配もなくなりますよ。
使ってみてわかった4つのデメリット
生理中のストレスにもなっているかぶれやニオイも軽減されると聞いて、私も「それならちょっと使ってみようかな」と思って実際に試してみることにしました。
下着と同じような感覚で付けることもできるので、初めて使った時は「ゴワゴワしてないし良さそう!」と思っていたのですが面倒くさがりな私にとっては「ちょっと手間がかかるなぁ」と感じる部分もありました。
ここでは使ってみて気付いた、布ナプキンのデメリットについて4つに分けてまとめてみました。
使った後のナプキンを持ち歩く
まず使い始めは付け心地も良くて、気分が良かったのですが交換する時にテンションが下がることが起きました。それは今までのナプキンと違って交換したら使用後のナプキンは捨てずに持ち歩かなければいけないんです。
使ったらその中に入れておくんですが、漏れてしまってバッグの中が汚れていないか気になってしまいますし何よりもニオイが出ていないかが1番気になってしまいます。「使い方に慣れれば大丈夫」なんて言われましたが、どうも気になってしまいます。
「え!?汚くない?」って思いますが、使用後の布ナプキンはベトベトしているというよりもしっとりした状態なので触った特に不快感はありませんでした。
量が多いとやっぱり漏れる
吸収力が良いから布ナプキンの方が漏れにくいと聞いていましたが、パッドを使ってもこまめに替えておかないと下着が汚れてしまいます。これは通常のナプキンも同じことがいえますよね。
動き回っていて、擦れてしまったときに経血が漏れてしまうこともあります。あの時の不快感って本当に何とも言えないです。毎回あれが大嫌いで立ち上がる時とかゆっくりしているくらいです。
量が多い日は注意していないと汚れてしまうことがあるので数時間おきにトイレでチェックした方がいいと思いました。
洗濯するのが時間がかかる
これが面倒くさがりな私にとっては大変でした。「予洗い→水に浸ける→洗濯機」の3ステップあります。
まず予洗いは基本的に手で洗いますが、手を汚したくないという人は袋に入れて洗ってもいいと思います。こちらの動画を良かったら参考にどんなものなのかチェックしてみてくださいね。
そして浸け置きは半日から1日かかります。つまりその間は布ナプキンが使えなくなるので、新しいものをいくつか事前に用意しておかなければいけないんです。
こまめに替えていたら洗うのも大変ですよね…布ナプキンはデリケートゾーンにあてるものなので、キレイな状態にしなければいけません。
ちょっと肌が弱いかもっていう時に布ナプキンを使うだけにして普段は通常の生理用品でもいいと思います。
干す時に周りの目が気になる
種類によってはハンカチにも見えるので干すときに困りませんが、形が明らかにナプキンだとバレやすいので近所の家と近い人はちょっと干しづらいかもしれません。
実際に私はマンションだったので隣の家の人の洗濯物が丸見え状態だったのですが、真ん中らへんに隠すように干しても見えてるだろうなぁと思いました。
特に誰も気付かないし、気にしていないと思いますが気になる場合は布ナプキンだけ部屋に干しておくことをおすすめします。
更に悩みを軽減できる4つの方法
デリケートゾーンがかぶれてしまって悩んでいる人にとって、洗ったりする手間はありますが布ナプキンは良いなって思いました。
肌が乾燥していたり、特に敏感になっている時や量が少ない時に布ナプキンを使うようにして普段問題ないときは通常のものと交互に使えばいいので、かぶれで悩んでいる人は1度試してみると良いですよ。
他にもプラスして対策しておくと、ムレて気になるニオイだったりも軽減できる方法があるのでここでは実際に私が生理中に実践している「ストレスからも解放された4つの方法」をまとめました。
かぶれるのが気になるならタンポン
プールや海へ行く時に使用したことがある人もいるかもしれませんね。私も学生時代に初めて使ったことがあります。
通常のナプキンと違って肌に触れることがないので、布ナプキンを使う時以外はタンポンを使ってみても良いと思います。まず膣内で経血を吸収してくれるので漏れたりする心配がありません。
4〜5時間は使えるので、忙しくてなかなか交換できないという人にとってはナプキンよりもラクだと思います。最近はかなりコンパクトなタイプも販売しているので、使うのが怖いとう人でもカンタンに使えますよ。
ムレを軽減したいならVIO脱毛
ナプキンが擦れてしまったりしてかぶれたり、ムレたりしますがこれがアンダーヘアにも関係しているのって知っていますか?普段手入れをしていない状態だと特に汗などが混じって、ニオイがこもります。
また、誰でも経験があると思いますがアンダーヘアに経血が付いてしまって下着を汚してしまったりなんてこともありませんか?あれって本当にイラッとするんですよね…
そんなストレスからも解消されるのがVIO脱毛です。最近ではハイジニーナにしている芸能人も増えてきたおかげで、脱毛が流行り始めています。
正直言ってデリケートゾーンの脱毛って痛いんですけど、それは最初だけでパチっとゴムで弾かれたような感じです。慣れてきたら痛みもなくなりますし、何よりアンダーヘアの手入れをする必要がなくなってきます。
VIO脱毛をすることによって経血が付かないし、ムレも軽減されるので今までのかぶれやニオイがなくなりますよ。
ニオイを軽減したいなら専用の石鹸
まずデリケートゾーンや生理のニオイを何とかしたいのであれば、洗い方をちょっと変えるだけで違います。
今まではボディソープと一緒に洗っていたんですが、生理中って肌も敏感になっているので時々染みたりすることがあるんですよね。デリケートゾーン専用の石鹸を使うことによって、肌への負担も軽減されるし汚れはもちろんニオイもなくなります。
汚いからついゴシゴシ洗いたくなりますが、皮膚が傷ついてしまったりデリケートゾーンに潜んでいる良い菌まで消えてしまうので泡で丁寧に洗わないといけないんですよ。
でも洗顔でも泡立てて、デリケートゾーンを洗う時も泡立てるの面倒くさくないですか?
私はポンプからそのまま泡で出てくるタイプの泡石鹸を使っています。赤ちゃんにも使える石鹸だし、ニオイにも特化しているのでおすすめです。わざわざ泡だてしなくても、すぐに使えるし繁殖しやすい菌や汚れもスッキリと落としてくれます。
生理前後は膣内洗浄でキレイにする
デリケートゾーンをきちんと洗っていても、膣内って洗う機会ありませんよね。洗っているとしても自己流だったり、いまいちやり方がわかりません。自分で洗って傷つけてしまったら、雑菌が入ってしまう恐れがあるので怖くてできません。
私はニオイ対策として膣内洗浄をしています。膣内洗浄といっても洗い流すタイプのものではありません。あれは生理を早く終わらせたいときに使うものとして知られていますが、あれって雑菌から守ってくれる良い菌まで洗い流してしまうので使いすぎるのって良くないんですよ。
ちなみに良い菌というのが「乳酸菌」なのですが、その乳酸菌を増やせる膣内洗浄を使っています。
実際に私が使っている膣内洗浄の「インクリア」です。かなりコンパクトサイズで洗い流さず、ジェルを膣内に入れるのですが口に入れても大丈夫な成分でできているのでとっても安全です。
タンポンよりも小さいので、初めて使う人でもスムーズに使えると思います。驚くのが即効性で、お風呂上がりに使ってからトイレへ行った時に全くニオイがしないんです。
自浄作用を高めてくれるので、生理前後に使っていると生理中でもニオイが気にならなくなってくるので本当におすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
布ナプキンを使うことによって、使い心地が良くかぶれたりする心配はありません。普段の使用方法に手間があるのでいつも通りにナプキンと交互に使うことをおすすめします。
他にもタンポンにしてみたり、デリケートゾーン専用の石鹸や膣内洗浄、VIO脱毛をするだけでもかぶれやニオイも軽減できるので是非一緒に試してみてくださいね。