オリモノが臭いのは病気!?誰にも聞けない5つの原因と対策

女性なら初めて生理を迎えると必ず排出されていくのが「オリモノ」です。日常の体調や気温、ストレスなどによって分泌量やニオイも変わってきますよね。膣や子宮の出口で混ぜ合わさった分泌液なのですが、オリモノにはどんな役割があるかって知っていますか?

  1. 目の中にゴミが入ると涙が出て流れるのと一緒で、外から入ってくる汚れや菌などを排出して清潔を保ってくれる作用があります。
  2. また、SEXの時に性交時スムーズにしてくれる働きがあって精子が通りやすいように受精も助けてくれるんです。

この2つの働きをしてくれています。また、オリモノには周期があってその時期によって分泌用や質が変わります。

  • 【月経後(げっけいご)】:数日間はオリモノはほとんどでません。
  • 【卵胞期(らんぽうき)】:少量でサラサラしています。色は白やクリーム色が多いです。
  • 【排卵期(はいらんき)】:妊娠しやすい時期なので精子を受け入れやすくするために量が増えます。排卵日の直前には白や透明の粘り気があります。
  • 【排卵後(はいらんご)】:量が少しずつ減って粘り気もなくなります。
  • 【黄体期(おうたいき)】:ニオイが強くなって、量もやや多め、色は白く濁ったようなオリモノです。

そもそも周期によって異なりますが、基本的にはオリモノシートをこまめに変えているのであればニオイはそこまで臭くなりません。つまり悪臭がしたり見たことのない色だった場合は何かしらの原因があるのです。

今回はそんなオリモノについての悩みに対して、原因と対策に分けてまとめてみました。やっぱりデリケートゾーンの話って周りの人に聞けなかったりしますよね…そんな悩みをここで解決しましょう。

 

「すっぱいニオイがする」

きっとオリモノのニオイの悩みでこれが1番多いのではないでしょうか?私もやっぱり量が多い時は、トイレに行った時とか凄く気になってしまいます。

最近は香り付きのオリモノシートがあるので、私もそれを使うようにしていますがやっぱり時間が経ってくるとニオイがしてきますよね…

オリモノのニオイは身体のサインとも言われているのですが、結論から言うと少し酸っぱい臭いであればそれは正常です。ただしどこまでの強さなのかにもよります。悩んでいるくらいなのできっと強めなんだと思います…

ここでは、そんなすっぱいニオイのオリモノについて原因と対策をご紹介しますので是非参考にしてみてくださいね。

原因は「乳酸」で健康な証拠

膣の中には、乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)という身体にに良い菌がいます。この乳酸のおかげで悪い菌が繁殖しないように守ってくれているんですよ。

「少しすっぱいニオイがする」というのは、このためなので特に異常はありません!

私はこのことを知る前は、「何か病気なんじゃないか!?」とすごく不安でしたがデリケートゾーンの話なので親にも恥ずかしくて言えず悩んでいました…でも大丈夫です、それは正常なんですよ!

それでも「やっぱりニオイが気になる」という人はこれからご紹介する対策方法を試してみてくださいね。

トイレに行って用を足した時にきちんと拭いておかないとアンモニア臭が混ざって酷いニオイになるので、そういったところにも気をつけましょう。

対策は「オリモノシート」を使う

このすっぱいニオイは、特に問題がなくて実は健康な証拠だったということがわかりました。ただ、それが「臭い」と感じる人だっていますよね。

そんな悩みを軽減してくれるのが、先ほどからお話に出てきている「オリモノシート(パンティーライナー)」です。私は学生時代この存在を知らずに下着が汚れてしまうことを気にしていましたが、オリモノは周期関係なくほぼ毎日出ているので絶対に使ったほうがいいです。

オリモノシートを使うことによって、何より下着を汚すこともありませんし、オリモノをキャッチしてくれるので横漏れやニオイも気になりません。

 

注意してほしいのが、面倒くさがって1日中放置してしまわないようにこまめに変えるということです。下着の中って蒸れやすいので菌が繁殖しやすいんです。

当たり前のことですが、毎回トイレに行って用を足すだけだと菌がどんどん付いていくので、繁殖してしまってニオイも強烈に臭くなってしまいますよ。汚れる度に変えるのは確かに面倒ですが、衛生面を考えてきちんと取り替えるようにしましょう。

 

また、締め付けの強い下着や矯正下着を付けている人もいると思いますがニオイの強い周期に使うとニオイが篭ってしまい、汗などが混じって臭くなることもあります。

清潔にするためには専用ソープ

このすっぱいニオイというのは実は異常などではなく、正常だったということがわかりましたね。

でも、デリケートゾーンはいつでも清潔にしていないと、菌が増殖して病気になってしまう可能性は少なくありません…

洗う時は必ず、デリケートゾーン専用のものを使うのが良いですよ。私も今までそういった商品があるのは知っていたので気になっていたのですが、お店で購入する時に店員さんに渡すのが恥ずかしいという気持ちがありチャレンジできませんでした。

そこでおすすめなのがネット通販できるジャムウソープというデリケートゾーン専用の石鹸です。汗をかくと気になる脇や足などにも使えるので全身洗うことができます。

天然植物原料なので肌にも優しいので肌荒れが心配な人におすすめです。これならネットで頼めちゃうので誰にも気付かれずにこっそり体臭対策することができますね。

【ジャムウソープ】

 

「かゆいし何だか臭ってくる」

ニオイと痒みのダブルは辛いですよね…勝手なイメージですけどデリケートゾーンが痒くなるのって性病とかのイメージがしてしまうのは私だけでしょうか?

最近では、痒みを抑えるためのクリームなどもドラッグストアで販売していますよね。需要があるということは、それだけ悩んでいる人が多いということです。

では、何故痒みがあるのでしょうか?臭ってくるのはその痒みも原因しているのでしょうか?

ここではそんなデリケートゾーンの痒みとニオイについての原因と対策についてまとめてみました。是非参考にしてみてくださいね。

原因は「菌」による炎症

まず、痒みとして基本的に多いのが「オリモノシートや下着等による刺激」が原因で皮膚が炎症を起こした状態になる「接触性皮膚炎」です。場所としては性器表面が全体的に炎症を起こしているので、痒くなるのが特徴です。

もう1つは、皮膚にいつも付いていて普段は悪さをしない菌などが、身体の抵抗力の低下によって菌が増殖して炎症を起こし、痒みを起こしている「腟カンジダ」です。実は5人に1人がかかるそうなので、ニオイはしないけどオリモノがいつもと違うし痒いというときは疑ったほうがいいです。

ちなみに、オリモノは白いカッテージチーズのような状態で、妊娠中や疲れている時、ストレスが溜まっている時にもなるそうです…

また性交渉によって感染してトラブルが起こることもあります。腟の中やその周辺が、痒くなるのが特徴ですが魚のような臭さがあって痒い時は性病と考えてもいいかもしれません。

 

どちらにせよ痒くて我慢できず掻いてしまうと皮膚が傷ついてしまって、そこから菌が入って更に炎症を起こしてしまうことがあるので絶対に触らないようにしましょう。衛生面でもとても危険です。

人の手って「トイレの便器よりも汚い」って聞きませんか?そんな手で掻いたら、菌が繁殖しますし傷ついてしまった時に痛い思いをしますよ。まずは自分のこの痒みの原因がどちらなのかを考えてから対策しましょう。

もしオリモノのにおいが生臭いなら細菌性腟炎の可能性があるので是非こちらも一緒にチェックしてくださいね。

対策は「薬」で治療する

通常のかぶれであれば、病院に行かなくても大丈夫です。ただし痒み止めを塗る必要があります。ドラッグストアにも販売されているので試してみてください。

私のおすすめは小林製薬の「フェミニーナミスト」です。このシリーズはどれでもおすすめなんですが、ミストは外出先でも手を使わず使えるのでいちいちクリームタイプのように直接塗る手間もありません。

もしも使ってみても「痒みが収まらない」、「掻きむしってしまった」という時はやはり病院で診てもらう必要があります。

 

ニオイだけならば、デリケートゾーン専用のケア用品などがありますが痒みと両方ある場合は病院の産婦人科で診てもらうのが1番安全です。正直、足を開いて他人にみられるというのは本当に恥ずかしいという気持ちが勝ってしまって我慢しようと思うかもしれません…

私もその気持ちは凄くわかりますし、「オリモノの悩みで病院に行っていいのかな!?」と思っていました。

最初はそれこそ恥ずかしかったですが相手は医者であって、どこか悪いところがないかを診てくれているだけです。真剣に話も聞いてくれますし、どうしても男性は嫌という人は女医さんのいる病院を探しましょう。

 

菌を防ぐためにVIO脱毛

デリケートゾーンの感染症から守るために、チャレンジしてほしいのがVIO脱毛です。自分で好きなデザインにすることができて、アンダーヘアーの量なども調節できるので臭いや汚れが付きにくくなります。

自己処理をしていると、途中で生えてきた時にチクチクして痛痒いんですけど、脱毛すればそんな嫌な思いから解放されます。

「脱毛すると生理痛がひどくなる」という話を聞いたことがありますが、それはアンダーヘアーが全てなくなってしまった時の冷えから考えられるのでVIOの場合は問題ありません。

アンダーヘアーのデザインを「どうすればいいのかわからない」という人でも、スタッフさんが相談にのってくれてアドバイスしてくれるので安心して施術を受けることができますよ。

 

「オリモノが白い」

白いといっても人によっては乳白色のようなこともありますし、さすがに真っ白なオリモノが出てきたらびっくりしちゃいますよね…

通常だと透明や乳白色のオリモノですが、いつもとは違う白い色だったことはありませんか?そもそも何色が通常なのかもわからないという人は、先ほどの周期をチェックしてみてくださいね。

 

普段と違ったりすると、急に不安になったりして「病気なのかな?」と感じる人は少なくないと思います。もしかしたら、それは子宮系の病気のサインなんてこともあります。そうなら早くみつけて治したいですよね…

ここでは、どうして白いオリモノが出るのか、原因と対策についてご紹介していくので気になっていた人は是非参考にしてみてくださいね。

原因は「妊娠」の可能性

排卵後にしばらくすると、今度は【細菌などが膣内へ入ることから守ってくれる】という役割をするために、オリモノは量が減って粘り気のあるドロっと濁った状態になります。この時に白いオリモノになっているんです。

そして白っぽく濁ったり、黄色がかった色になった時は妊娠初期症状のオリモノである可能性があります。

オリモノの色や形状の変化は、排卵期や妊娠によって変化していきます。色がいつもと違っていて、それが長く続くようであれば妊娠の可能性があるということです。

ただし、これはいつもよりも量が多く白くクリーム状のようなものなので、少しでも「普段と違う」と感じたら婦人科で診てもらうのが1番確実です。

対策は「産婦人科」で診てもらう

痒みのときの対策でも少しお話しましたが、産婦人科へ行くのって行ったことがない人は少し抵抗があると思います。私も何度行っても正直恥ずかしいという気持ちになることがありますが女医さんが対応してくれる病院もあるので「どうしても男性はちょっと…」という人は女医さんのいる病院を選びましょう。

手っ取り早く妊娠検査薬を使うのもいいですが、早めに産婦人科へいくのが1番です。体調を優先させてあげてください。

妊娠しているかもしれませんし、もしかしたら性行為によって細菌が入ってしまい炎症したという可能性もあります。ニオイがきつくなっている時は、そっちの可能性のほうが高いです。

自分で判断するのも難しい問題なので、基本的にデリケートゾーンに関する悩みは産婦人科で診てもらうのが個人的には安心できますし確実だと思っています。まずはこうしてネットで調べて「もしかしたら私はコレが原因かも」と判断することはできますが間違った判断をしてしまうのが1番怖いです。

少しでも不安や疑問を感じたら、必ず産婦人科で診てもらうようにしましょう。

 

「オリモノが茶色い」

オリモノの色や排出量などで自分の健康状態を見分けることができるということがわかりましたが、オリモノが茶色い場合、健康上の問題がない場合にも出ることがあります。

色以外の特徴も見分けた上での判断が必要です。つまり勝手に自分で判断をしないで、病院に相談することも大事なんです。

ここでは、茶色いおりものが出た時に考えられる病気や原因、対策についてご紹介するので是非参考にしてみてくださいね。

原因は「癌」などによる不正出血

生理後の場合は経血が混ざっていると、オリモノが茶色く変色することがあります。これはよくあるケースですが、大切なのはその出血が正常な範囲なのか病気によるものなのかです。

生理直後であれば気にすることはないですが、不正出血の場合には子宮頸がん、子宮体がん、子宮頸管ポリープといった病気が原因でオリモノが茶色くなっているかもしれません…

自分で判断しにくいですし、何より「不正出血=癌の可能性が高い」となると急に不安になってしまうと思います。私も以前不正出血があった時は誰にも言えず本当に悩みましたし、どうしていいかわからなかったです。

悪臭やいつもよりもオリモノの量が多いのであれば、子宮頸がんや子宮体がんによる不正出血の可能性は高いです。子宮頸がんは20代後半から30代の若い女性に多く発症が見られています。また、子宮体がんは50代から60代の生理が終わる閉経した女性がかかりやすくなっています。

癌は早期発見が1番なので、この後に対策をご紹介しますが産婦人科へ行って診てもらうようにしましょうね。少しでも不安が取り除けますし命に関わることなので必ず受診してください。

対策は「食べ物」で生活習慣を正す

茶色いオリモノの場合、実は子宮がんなどの可能性がでてくることがわかりましたがそれに対してどうすれば対策が出来るのかについてお話します。

まず不正出血してからでは遅いので、その場合はただちに産婦人科へ行ってくださいね。

 

対策としては自分の日頃からの生活習慣を見直してみてください。この日々の積み重ねによって身体の中身が変化していくので、健康だけじゃなくて美容にとっても重要ですしダイエットにも繋がります。

子宮がんになりやすいのが「身体の冷え」です。つまり冷えを予防することによって対策できるんです。主に、「大豆食品」、「きのこ」、「海藻類」なので個人的には洋食よりも和食を選ぶように心がけると良いと思います。

正直私は洋食が大好きなのですが、バランスの良い食事を摂ることによって女性特有のこういった病気を含め、不正出血を防止することに繋がってきます。

また、適度な運動やストレスを溜めないように発散することも大切です。ストレスによっても体調は変化するので時々身体をリフレッシュさせてあげてくださいね。

 

「年をとってからニオイがました」

更年期になると、生理だけではなくてオリモノの様子にも変化が出てきます。 個人差はありますが色が濃くなったり、やっぱりニオイが気になることが増えてきます…更年期になってくると、女性ホルモンの分泌量が減ってくるというのも関係しているのでしょうか?

ここでは、そんな年齢とともに臭ってきたオリモノの原因と対策についてご紹介しますので是非参考にしてみてくださいね。

原因は「加齢」によるホルモンバランス

実は、オリモノが臭ってくるというのは先ほどにもお話しましたが女性ホルモンの減少と関係があります。

更年期になると、オリモノを分泌させる力が弱まってきます。元々オリモノは膣内をキレイにしてくれる役割がありましたが、その分泌させる力がなくなってくると、今までよりも自力で膣内を清潔に保つことが難しく、雑菌などが侵入しやすい状態になってしまうんです。

この雑菌が原因で、ニオイが強くなることがあります。また、この雑菌が増殖してしまうと守ってくれていた良い菌も少なくなっているので、炎症を起こしてしまい「膣炎」になることがあるので注意が必要です。

 

まず気づける変化としては、色です。透明というよりは、黄色か茶色に近い色になって下着について困ることも増えてくるのでオリモノシートを使うようにしてくださいね。

オリモノの量は、減少していきますがサラサラしているというよりは、少しベタっとした粘り気のある感じになることもあります。

そして、一番困るのが「ニオイ」です。今までのオリモノとは比べ物にならないくらい臭ってしまうことが多いので女性にとっては、とても気になると思います。

菌が繁殖しやすい状態なので、デリケートゾーンを清潔にしておかないと、雑菌が繁殖してニオイが強くなってしまいます。【ジャムウソープ】を使ってキレイな状態を保つようにしてくださいね。

対策は「サプリ」で身体の中から改善

ニオイの元は体内の汚れなので老廃物を排出させていけば少しづつ軽減できそうですよね。そんなニオイにアプローチしてくれる「からだきれい」というサプリメントをおすすめします。

このサプリは臭いの辛い介護でも使用されているので、加齢が原因でオリモノが臭ってくるという人にも効果に期待ができます。

また、3ヶ月の返金保証も付いているので万が一効果がなかった場合でもその分のお金は無駄にはなりません。

まず飲み始めて3日〜1週間でニオイが気にならなくなります。「効果がなかったらどうしよう」という不安な人でも返金保証が付いているなら安心ですね。

【からだきれい】株式会社アイうエル

まとめ

いかがでしたか?

今回オリモノの5つの悩みについて原因と対策をご紹介しました。デリケートゾーンは、病気も関係してくるので恥ずかしいからといって放置せずしっかりと産婦人科へ受診することが鍵となります。

正常だけどニオイが気になる人は、専用の石鹸やデオドラント用品、サプリなどを使ってニオイ対策をするようにしましょう。