ダイエットすると汗臭いって本当?後悔しない為の原因と4つの対策

男女問わずに最近ではライザップのCMの影響で更に「ダイエットしなきゃ!痩せなくちゃ!」と考える人が多くなってきました。もちろんダイエットすることは悪いことではありません。

標準体重になることによって、好きな服だって着れるようになりますし身体も軽くなって動きやすくなります。そして、なにより健康に良いということが1番嬉しいですよね。

私もダイエットしようと決意して色々やってみましたが、「ラクして痩せたい」って気持ちがあってどうしても食事で何とかして痩せようとしてしまいますが多くの人が食事制限で頑張っているのではないでしょうか…

でも、無理なダイエットって身体に悪く副作用として最悪なものがあること知ってますか?

それが「ダイエット臭」です。それぞれレベルがあって、軽ければ体臭にまで影響しませんが口臭だったり、汗が臭ったりします。

体臭が臭ってしまうなら、ダイエットするのも悩んじゃいます。スリムな身体になっても臭かったら結局周りに迷惑をかけますし、嫌がれますよね。

というわけで、今回はダイエットによる副作用「ダイエット臭」が発生しやすい原因と臭わないダイエット方法についてまとめてみました。これから痩せようと思っている人も、まさにダイエット中という人も是非この記事を参考にしてみてくださいね。

 

臭くなりやすい4つのダイエット方法

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まず軽いダイエット臭の場合、無理なダイエットをしたときにニオイが発生します。脂肪酸が燃焼できなくて汗と一緒に出てしまうんです。

そのニオイは油っぽい脂質系でそこまで強いニオイではないので周りから気づかれないこともあります。それよりも空腹によりだ液が少なくなることで口臭がきつくなることがあるそうです。

更に基礎代謝が下がってくると、アンモニアのようなニオイがするようになります。「最近汗臭いな」、「なんか身体が臭うかも?」と体臭が気になってきます。

そして脂肪が燃焼されない状態が続くとケトン体とニオイ物質がくっついて、ケトン体はとてもキツいニオイになってしまいます。例えるなら「林檎が腐ったような甘酸っぱいニオイ」です。甘酸っぱいだけならフルーティに聞こえますが腐ったようなニオイなので悪臭ですよね…

こうなってしまうと、もう自分はもちろん周りの人達にも体臭が気付かれるようになります。
おならって普通に臭うものだと思いますが、「卵の腐ったようなニオイ」の場合はダイエットが原因です。

食事制限していて腸を刺激することができず正常に働いていないからなんです。そのため、便秘気味になって悪玉菌が増えていくのでおならが臭くなってしまいます。

また、腸内環境が正常に動いていないために、食べ物を消化することがうまくできないこともあります。溶けなかった食べ物は、腸の善玉菌だけの発酵では消化できないので、悪玉菌を増やして腐敗させようとしていきます。

ダイエットすることは良いことではありますが食事制限だけで頑張っていると体臭に影響するのは明らかですね…ここでは、どんなダイエット方法が体臭を発生させやすいのか代表的なものを含めて4つまとめてみましたので是非参考にしてみてくださいね。

「肉だけダイエット」が1番ニオイやすくなる

テレビでもやっていた「肉だけダイエット」って知ってますか?牛肉ならヒレ肉、鶏肉ならササミならばいくら食べてもいいという、お肉好きには嬉しいダイエット方法です。

ストレスが溜まらないので食べるのがすきな人にとってはやりやすいですし、「これなら私もできそう」と思って私もやってみたことがあります。

でも、これで効果があったという人は少なくて結局お肉ばかりが辛くなってご飯やヒレやササミ以外のお肉を食べてしまって失敗してしまうケースが多いです。

私は、調理方法で失敗しました。「それは意味がないな」と思いますが、唐揚げが好きでササミを唐揚げにして食べてしまっていたんです。

お肉にはタンパク質が多く含まれていて、それがエネルギーに変わるときに熱が発生します。その熱があるから汗で体温調節をするようになって、臭い汗をかきやすくなるんです。

「炭水化物抜きダイエット」で汗まで臭う

ご飯やパン、パスタ、ラーメンと食事をするのに、必ず食べたい食べ物を抜くダイエット方法です。ラーメン好きな私には地獄なやり方ですが、結果的に効果があった人が多いと思います。

炭水化物は消化されると糖に変わって、体や脳の活動エネルギーになります。つまり炭水化物が不足していくと、脳や体の働きがにぶくなってしまうんです。

例えば集中力が落ちて勉強や仕事の効率が悪くなったり、筋力が落ちて階段の昇り降りでさえも面倒くさくなったり…ちょっと思い当たるフシがありませんか?

また、炭水化物をとっていないと糖の代わりに脂肪を分解してエネルギーにするので、それがケトン臭(ワキガの元)を発生させる原因です。ちなみにケトン臭は口臭や汗、尿などのニオイにまで影響してしまいます。ここまで酷いなら炭水化物は少しでもとったほうがいいでしょう。

「するめダイエット」も体臭に影響しやすい

私はダイエット関係なくするめが好きなので、よくおやつに食べてます。噛む癖がつけられるのでダイエットにも良いって言われています。噛んでいると満腹中枢が刺激されるので、食べる量も抑えることができるんですよね。

また、タンパク質摂取で基礎代謝もアップするので太りにくい身体にもなります。おやつにするめを食べるだけでも効果がでるのでカンタンにできちゃいます。

ただし気をつけてほしいのが「食べ過ぎ」です。塩分が多く含まれているので喉が乾いて水分が欲しくなってきます。その状態を何とかしようと身体が水分を保持しようとして、むくみの原因になります。また、消化に悪いのでお腹の中に残ってしまい口臭や体臭などになることがあります。

効果としても食事を抑えることができてカンタンにできるというところがメリットですが、食べ過ぎには注意してくださいね。

「断食ダイエット」は口臭も臭くなる

断食すると体内に溜まっている毒素を出すことができるので健康にも良いと言われていますが、実は体臭に影響してしまうんです。これは、今までの溜まっていた老廃物から出るものなので出し切ればニオイは消えます。

つまり、ニオイに影響するダイエットではあるものの体内から毒素が全てなくなれば、スッキリするので短期間の週末とかに1度リセットさせる為にもおすすめのダイエット方法です。ただしその断食期間はどうしても溜まっている分どうしても口臭や体臭が臭ってしまいので人と会わない日におこなったほうがいいですよ。

特に便秘症だと、宿便が溜まっているのでその分おならにも影響してきます。女性よりも男性のほうが体臭が臭いやすいですが気づけばニオイも収まるので1日プチ断食することから始めてみてくださいね。

 

体臭から逃れるための4つの対策

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ダイエットをすることは、美容にも健康にも良いことなのですが食事制限の方法は体臭などに影響してしまうことがわかりました。せっかく痩せても臭ってしまうのは嫌ですよね。

ただ、ダイエット臭って必ずダイエットしたら発生するというわけではありません。実はこの食事制限に問題があったんです。食べないとその分代謝が減るので、そこから消化する働きがなくなってしまうからなんですよ。だからこそ不足している栄養をとることが大切です。

ここでは、そんなダイエットするなら必要な対策について4つに分けてまとめてみましたので是非参考にしてみてください。

ココナッツオイルを摂取する

実はココナッツオイルが一時期「ミランダ・カー」がダイエットの1つとして毎日食べ物に混ぜているといって話題になりましたよね。これがどうしてダイエットになるのかもわからず試していた人はいると思います。

ココナッツオイルには脂肪を燃焼する機能を活性化してくれるので、ケトン体へ変化してダイエット臭を防いでくれるんです。例えばヨーグルトにスプーン1杯分のココナッツオイルを入れたりするだけで良いのでとてもカンタンにできちゃいます。

ただしオイルなのでカロリーが高く、脂肪燃焼してくれるものの摂りすぎると逆によくないので摂取する量には気をつけてくださいね。

運動をして汗を流す

やっぱり運動するのが1番いいですよね。汗をかくことによって老廃物や余分なものを排出してくれるので、ダイエット臭が発生しません。つまり、食事制限をしている時は運動も一緒にするのが効果的ということですよね。

ただ栄養が行き届いていない状態で運動をしても倒れてしまうだけなので、しっかりとご飯は食べたほうがいいと思います。ずっと食べていないと、その分体内の機能が働かなくなりますよ。

私は運動が大嫌いで面倒くさいと思っている派なんですが、運動不足だと「汗をかく機能」である汗腺が働かなくなってしまうのでいざ汗をかいた時に臭ってしまうんです。

汗って基本的に熱を外に逃がす体温調節なので、きちんと汗を出さないと身体にも悪いんですよ。何もしなくても暑い日は1日2リットルほどの汗をかくと言われていますが、それは汗腺が正常に働いている人の量であって運動不足の人だとそれが体内に溜まったままになります。

「運動する時間がないからできない」って人もいると思いますが、スポーツ=運動ってわけでもないです。普段の行動を運動にしちゃえばいいんですよ。

私はエレベーターとかエスカレーターではなく全部階段を使っています。これって結構いい運動になるんですよね…めちゃくちゃ疲れますが、わざわざジムに行かなくてもいいですし今からでもできますよ!

あとは「ラジオ体操」がおすすめです。身体の仕組みを考えて作られてるので筋トレや柔軟にもなって一石二鳥ですし、普段動かさない場所を伸ばしたりするのでスッキリしますよ。

ひじきを食べて体内を整える

やっぱり食物繊維を摂取することによって、善玉菌が増えるので体内環境を整えることができるんですよね。

  • お通じが良くなる
  • 血糖値の上昇を抑える
  • 腸内環境をよくする
  • 食べ過ぎを防止する

食物繊維をとることによって、こういったメリットがあります。特に「ひじき」や「切り干し大根」には多く含まれているので煮物を食べると効率よくとれますよ!

生野菜にも食物繊維が含まれていますが、ちょっと生野菜だと食べる量が多すぎて厳しいなんて人にはおすすめの食材です。煮物ならゴボウとかも入っているのでバッチリですよね。

お酢や柑橘系果物で脂肪を燃やす

ケトン体は酸性が強いので、アルカリ性を含んだものを食べるとニオイを抑えることができます。特に「お酢」や「柑橘系果物」には、ダイエット臭対策としてもおすすめです。

嬉しいことに、脂肪を燃やしてくれる効果もあるのでダイエットをサポートしてくれるんですよ。

そして柑橘系果物って通常の体臭にも効果があると言われています。抗酸化作用のある「ビタミンC」や「ビタミンE」が悪臭の原因になっている活性酸素を抑える効果があるので体臭を予防してくれるんです。

1度に摂取するのが難しい人には、デットックスウォーターがおすすめです。水に柑橘系果物を入れて一晩置いておくだけで出来るカンタンな酵素ドリンクのようなものです。

朝にそのまま飲んでもいいですし、お酢と混ぜて飲んでも美味しいですよ。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回は、ダイエットが原因で体臭や口臭が臭くなってしまうという副作用についてお話しました。結果的には、食事制限だけではいけないということがわかりましたね。

  • ココナッツオイルを摂取する
  • 運動して汗を流す
  • 食物繊維をとる
  • 柑橘系果物をたべる

これらを意識して一緒にすることにより、ニオイが抑えられるので是非実践できるところから始めてみてくださいね。