体型問わず、汗をかくと臭うことってありますよね。私も運動した後は気になるので、汗拭きシートで必ず拭き取ります。
「あれ、なんか私汗臭いなぁ」と感じて急いで制汗剤を使ったことや、ニオイが気になって夏場はデオドラント剤が欠かせないなんて人もいると思います。
では、どうして汗のニオイって臭くなるんでしょうか？
実は、通常の汗はかいた直後は「サラサラしていて無臭」なんです。暑い日とかにダラダラとかく汗は、塩分がきつくベタつきを感じますよね。それは「悪い汗」でいつもよりも臭ってしまう汗です。
できたらサラサラした良い汗をかいて周りを気にせず過ごしたいですよね。私もそのほうが気持ち的にも不安になりませんし、悩みも減ってストレスにならないと思います。汗が気になって余計に運動するのをためらってしまう人もいるのではないでしょうか…
でも、そもそも汗が臭くなる原因の1つが「運動不足」なんです。
これを知った時私は「どうして！？」と疑問に思いました。汗をかくから臭いんじゃないのかと思ってましたが、実は違ったんですよね。先程お話にでた「良い汗」と「悪い汗」が関係してくるんですが、運動したほうが汗臭くならないんです。
今回は、臭ってしまう汗の原因と、対策についてそれぞれまとめてみました。自分の体臭が気になっている人は是非参考にしてみてくださいね。
目次
「どうして運動不足で臭くなるの？」
汗には色々と種類があるのを知っていますか？大きく分けて3つの汗があります。
- 体温調節のためにかく汗の「加熱性発汗」
- 緊張や興奮したときにかく「精神性発汗」
- 辛いものや熱い食べ物を食べた時にかく「味覚性発汗」
どの汗も思い出せることがあるのではないでしょうか？
私は「精神性発汗」と「味覚性発汗」が多いのですが、悪い汗として流れてくるといつでも臭ってしまうので困りますよね。
ではどうして悪い汗をかくのか、ここではその原因を3つに分けてまとめましたので是非参考にしてみてください。
体内に老廃物が溜まりやすい
便秘にならないように食物繊維を多めにとったり、乳製品をとったりと身体に気を使っていても溜まってしまっている老廃物を排出させるのは難しいですよね。
私も老廃物が溜まっていることが悩みなんですが、身体に蓄積してしまうとデメリットばかりになります。
- 疲れやすい体になってしまう
- 肌荒れになりやすい
- 体調を崩しやすくなる
- 太りやすくなる
- むくみやすくなる
こういった悪いことが重なっていって、結果的に太っていくんですよね…私も放置しすぎて体重がかなり増えてしまいました。
汗かかない人は汗腺が退化してる
普段から汗をかかない人は、その機能を使っていないことになるので汗腺が退化していってしまうんです。その為、いざ汗をかいた時に臭ってしまいます。
「長い間使っていなかった水道を捻ってみたら錆びていた」のとちょっと似ていますよね。
汗をかくということは、体温調節にもなるので毎日知らずにかいてはいるものの「自分の力で汗をかく」ということも大切です。
「汗臭くなるのが嫌」と言って運動していないと、逆に自然にかいている汗まで臭くなってしまいますよ。まずは動いて汗をかくことから始めましょう。
肌から出る汗の量が調節できない
汗腺を使っていないと、いきなり汗をかいたときにうまく調整が出来ず大量に汗が出てしまうことがあります。だから汗っかきにもなりやすいんですね！
つまり、普段から汗っかきの人は「運動不足」の可能性があります。もちろん体質にもよるので人によってですが、「汗の量が多いかも」と感じたら逆にもっと動いて運動不足を解消したほうが良さそうです。
きちんと汗腺の機能が使えるようになれば、汗の量も大量ではなく体温調節しながら自然に戻っていきます。
臭い汗からサラサラした汗にする方法
悪い汗をかいたのなら、タオルで拭いて制汗剤やデオドラント剤を使って対策すればいいですが、やっぱり良い汗をかけるようにしたいですよね。
運動不足で臭うなら運動すれば解決すると思いますが、体内に毒素が溜まっているとなかなか排出するのが難しくなってきます。
ジムやスタジオで運動するようにしても、汗が臭うのであれば老廃物が体の中に居座っている可能性が高いです。一刻も早く出ていってほしいですよね。原因であるニオイの元ならすぐに消したいと思います。
ここでは、「運動不足を解消したつもりだけど、まだ汗が臭う！」という人に向けて、頑固な老廃物をスッキリ出せる方法を4つご紹介します。すぐに実践できる方法ばかりなので是非参考にしてみてくださいね。
マッサージをしてむくみをとる
老廃物が溜まっていると疲れやすくなります。
- 気付くと肩こりがひどい
- 歩くとすぐ足が痛くなる
- 重いものを持つと腰にくる
自分でも何となく思うところがありませんか？私は肩こりと足が酷く痛くなりますし、実際にマッサージしに行くといつも「まーた老廃物たくさん溜まってますねー」なんて言われてしまいます。
やっぱり身体の中に毒素だらけになってしまうと、汗だって悪い汗になるのは何となく想像できますよね。
家でもオイルを使ってリンパを流すことはできるので、「腕」「お腹」「足」と心臓に向かって撫でるようにして流すとスッキリしますよ。
全ての老廃物が排出できるわけではありませんが、むくみがとれるので動きやすくなりますし、代謝も良くなるので運動したときの汗が徐々に変わってきます。
「オイル買うのも面倒」という人はボディクリームを塗るときやお風呂上がりに軽くマッサージしていてください。何もつけない状態でマッサージするのは滑りがよくないので、やりづらいかもしれませんが効果はあるので是非毎日実践してくださいね。
水分をたくさん補給する
胃腸が弱っている時にはおすすめできませんが、普段人は1日で2リットルほどの汗をかいているので、その分の水分補給が必要なんです。
できるだけ水分をとって老廃物を排出するようにしましょう。たくさん摂取していると、自然とトイレも頻繁に行くようになりますし、脱水症状を起こさないのでこまめにとるようにしましょう。
新しいキレイな水を体内にいれていくことによって、悪い水が外に出ていくというのを考えてみると確かに水分はたくさんとったほうが良さそうです。一気に補給するのではなく、こまめに少しづつにしないと身体が冷えてしまうので調整してくださいね。
毎日必ずラジオ体操をする
「なんでラジオ体操！？」と思った人がいるかもしれません。私もラジオ体操が良い汗になるなんて考えてもみませんでした。
実はラジオ体操は身体の仕組みを考えた体操なので、柔軟や筋トレ、有酸素運動にもなっているんです。
学生の頃は特になにも考えていませんでしたが、大人になってやってみると「あ、最近ここ動かしてなかったな」と普段使っていない筋肉に気付かされますよ。
身体を伸ばすことで、肩こりも緩和できて良いことづくしなんです！しっかりとラジオ体操をやると、じんわり汗をかいているので「時間がなくて運動するのがちょっと…」なんて人はこれだけでもやりましょう。
たった3分だけでカンタンにできますし、身体がスッキリするので個人的にも1番おすすめの方法です。
きのこを食べて毒素を出す
食生活の見直しも、老廃物を排出させるうちの1つです。「緑黄色野菜」や「柑橘系果物」、「きのこ類」は特に体臭を治してくれる食べ物なんです。
私がその中でも一押しなのが「えのき」です。以前テレビでダイエットに効果的と話題になっていたのですが、えのきを食べるとまず凄いのが次の日には便秘が解消されることです。
便秘薬よりも効果的だし、1日1袋食べるだけでリセットしてくれる感じがします。食べやすいサイズに切って、電子レンジでチンしてポン酢をかけて食べてもいいですし、私はポン酢をかけないでコンソメと水で煮込んでスープにしています。身体も温まるので冷え性の人におすすめですよ。
時間がなくて食生活を改善するのも難しいという人はサプリメントなどを一緒に摂取するだけでも改善されるので是非試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
運動不足が原因で悪い汗をかいてしまっていたことがわかりましたね。そして老廃物を溜めすぎていることにより、更に汗をかいたときに臭ってしまっていました。
- マッサージをする
- 1日2リットル水分補給
- ラジオ体操をする
- きのこを食べる
この4つをしっかり毎日やれば、体内に溜まっている毒素はスッキリなくなって運動したときはもちろん汗をかいても臭わない体質に改善されますよ。
まずは全部やろうとせず、自分で出来るところから始めてみてくださいね。
