加齢臭はいつから!?女性が気をつける4つのニオイ対策

「加齢臭」と聞くと、男性のイメージが強いですが、女性の場合は閉経後にニオイが強くなってきます。年を重ねるごとに強くなっていく体臭なのでケアしておかないと悪臭がしてしまうので周りの人からすると迷惑ですよね…

年齢で言うとだいたい50代くらいから加齢臭が出てきます。女性ホルモンが減少していくのが30代からなので早い人だとそのくらいからニオイがきつくなってくる人もいます。ちょっとこれには驚きますが、服の襟元が汚れやすい人は、臭いやすいと言われています。

 

電車の中で加齢臭のする人って、やっぱりすぐにわかりますが体臭はもちろん口臭にも影響してきますよね。呼吸している時にムワっとしてくる臭いニオイが辛くて顔を歪ませてしまったり鼻をつまみそうになります。これがもし自分が発生しているニオイだったら…なんて考えると本当に怖いです。

周りの人にとったら迷惑ですし、家族はもちろん友達にも嫌な思いをさせてしまいますよね…。ニオイ系に関してはデリケートな話しになってくるので指摘されたりするのが少なく自分では気づきにくいです。

 

今回は、放っておくと嫌われやすい加齢臭についての対策をまとめてみましたので、今後の予防策や現在の対策として是非参考にしてみてくださいね。

 

口臭が臭いなら…

会話をしている時に、相手が顔をしかめたらショックですよね…自分でも悪気があるわけではありませんが、お酒やタバコを吸っている人は特にニオイが強くなっています。閉経すると女性ホルモンのバランスも崩れてしまいますし、腸内環境にまで影響するようです。

女性ホルモンの減少や、ストレス、喫煙、過度の飲酒、便秘などで活性酸素が増加していって、加齢臭が発生します。ちなみに閉経していない場合でも30代から加齢臭がする人もいるので対策やケアを考えておくのは決して早いわけではありません。

ここでは、加齢臭にまつわる口臭についてをまとめてみましたので是非参考にしてみてくださいね。

乾燥した口の中はよく噛んで唾液を出す

加齢臭による口臭は「口の渇き」が原因なので、まず唾液の分泌量を増やすようにするのが1番の対策です。
具体的な方法としては、こまめに水分補給をして口の中を潤してあげます。

ただし、水分の摂り過ぎもよくありませんので、一度に大量の水を飲むのではなく、口に水を含んで、口の中を潤す程度でも十分です。目安としては1日2リットルの水分補給がいいそうですよ。

また、噛むことは唾液の分泌量を促進する効果がありますので、食事の時にはよく噛んで食べることを心がけましょう。食事の時以外では、ガムなどを噛むのも効果的です。

そして、唾液の分泌量は加齢だけではなく、全身の健康状態やストレスなどにも関係していますので、体調の管理をしっかりして、ストレスを溜めないようにしてください。

1日1回のタブレット

水分をとる時間もなく忙しいなんて時、口の中が乾燥していて自分でも口臭がキツいとわかっている時どうしますか?急いで飴やガムを噛む方法が思いつくかもしれませんがそれはほんの一時的な方法ですよね。

加齢臭にも効く「オーラルデント」がおすすめです。1日1回舐めるだけの食べ物のカスや汚れに対してニオイの元をカットしてくれるのはもちろん、朝のうちに舐めておくと夜まで潤いが続いて息もスッキリします。

私も実際に試してみたことがあるのですが、舐めていると口の中の粘つきがとれて、唾液の分泌が増えてきます。ニオイを匂いで誤魔化していると、香りが混ざってしまって逆に臭くなることがありますが、これはニオイそのものを消臭してくれるので口臭で悩んでいる人は是非1度試してみてくださいね。

【オーラルデント】

独特な脂臭い頭皮のニオイは…

脂臭いと言えば「お父さんの加齢臭」をイメージしますが、これが自分から発生しているとしたらかなりショックですよね…。これは頭皮から出てくる皮脂や汗が原因なのですが、閉経してしまうと女性ホルモンがなくなり男性と同じ体質に変わってしまうので臭くなるんです。

それでも、可愛い孫や子供にまで「なんか臭い!!」なんて言われてしまったら悲しいですし、何としてもそれは避けたいですよね。

ここではそんな頭皮の臭いニオイの対策方法についてまとめてみましたので是非参考にしてみてくださいね。

シャンプーを加齢臭対策専用に

風が拭いた時にふわっと香るニオイが良いニオイではなく、加齢臭だったら気分も下がりますし周りの人達にバレたくないですよね…

毎日の対策で変えられる方法としてはズバリ「シャンプー」です。洗い方を変えるだけでも髪質改善ができるシャンプーは最近では市販で売られているものでも1000円以上しているものが増えてきています。それだけ頭皮や髪にこだわっている人が増えているんですよね。

加齢臭対策専用のシャンプーは、「ニオイを発生させる皮脂をコントロールさせる」ことが大切なんです。余分な皮脂だけをスッキリ落として潤いをキープしてくれるものを選びましょう。洗浄力で選んでしまうと、全ての汚れや菌を落としてしまいます。

常在菌には、悪い菌はもちろんですが良い菌も存在します。その良い菌が髪の潤いを守ってくれたりしているのですがそれが消えてしまったら髪の毛は汚れ放題になってしまい更に皮脂の分泌が増えてニオイが強くなります。

皮脂バランスが整えば、ニオイもなくなって健康的な頭皮になるので、加齢臭による頭皮のニオイは気にならなくなりますよ。

【クリアハーブミスト】

それぞれの体臭が気になるなら…

加齢臭からの体臭って、色んなところからしてくるのですが自分ではなかなか気付けません。密室の中の電車や車の中で自分の隣に誰もいなかったり避けられている場合は臭っていることを自覚したほうがいいかもしれません。そもそも加齢臭は年をとると誰でも臭ってくるものなので仕方ありません。

それでも「それを何とか軽減したい」、「ニオイを改善したい」と思っている人はたくさんいると思います。今まで自分ではない誰かの加齢臭を嗅いで「臭すぎる…」と感じていたのに、それが自分から発しているのは気持ち的にも嫌ですよね。

ここでは、加齢臭で主に臭ってくる代表的な場所に関してをそれぞれ分けてまとめてみました。気になっている人は是非参考にしてみてくださいね。

耳の後ろはお風呂で洗うのを忘れない

意外と知られていないのがこの「耳の裏」です。試しに、自分の指で耳の後ろを擦ってみてください。お風呂に入る時も洗い忘れやすい場所とも言われているので、垢も溜まりやすいんです。

古い角質や、ホコリ、耳の産毛などはすぐに溜まりやすいところなのでニオイも出やすいんです。耳周りは、耳たぶや耳の付け根など意外とキレイにすることを忘れられがちなので、不衛生な状態が臭いを発することに繋がります。

耳の周りを洗い忘れる、入浴後に耳を拭き忘れることによっても雑菌を繁殖させることに繋がるので、ニオイは強くなってしまうんです。お風呂に入る時は、タオルなどで軽く拭き取ることを忘れないようにしてくださいね。

脇は臭くなる前のお風呂あがりにケアをする

お風呂から上がった後は、石鹸の良いニオイがしているのでその状態ができるだけ続いて欲しいですよね。時間が経つに連れて皮脂や汗は自然と発生するのでそこから加齢臭になって臭いニオイへと変わっていきます。

ニオイが変わってしまう前に、デオドラント剤を使って汗やニオイを抑えておけば軽減できるのではないでしょうか?

香り付きの制汗スプレーなどもありますが、汗をかいた時にニオイが混じって強烈な悪臭に変わってしまうので、できたら無臭のものを選びましょう。

スプレー<ロールオン<スティック<クリーム

この順番のように効果の高いのはクリームタイプだそうです。また、殺菌作用と制汗作用2つの効果があることによって雑菌が増えずキレイな状態が続いて、更には臭いニオイが発生する汗を抑えることができるので効果がとても高いです。

お風呂上がりであれば、まだ汗も出ていない状態なのでその前に蓋をしてしまうという方法です。汗をかいたりした後だと、そこでもうニオイが発生しているのでデオドラント剤を使っても意味がありません。使うタイミングはお風呂あがりというのを覚えておいてくださいね。

ノーノースメル

デリケートゾーンは通気性の良い下着を履く

まず、デリケートゾーンのニオイは女性ホルモンも減少してしまっているので、ニオイが発生するのは仕方のないことです。でも周りにまで臭ってしまうのは大人の女性としては恥ずかしいですよね。

出来るだけニオイを軽減できればいいのですが、アンダーヘアでニオイが篭ってしまったり、汗や汚れが付いてしまって何をしても臭ってしまうかもしれません。

対策としては「専用の石鹸」で洗ってみたり、「デオドラント剤」でニオイを抑えたりすることもできますが、すぐにできることとしては通気性の良い下着に履き替えることです。結局あの臭いニオイはとれるわけではないので、それならニオイを篭もらせないで通気性をよくさせればスッキリしますよ。

臭いニオイは篭もらせてしまうから、余計にニオイが強くなってくるんです。今すぐ何とかしたいという時は、下着を変えてみましょう。

それでもニオイが気になるなら「デリケートゾーンのニオイ対策」を一緒にチェックしてみてくださいね。

 

体臭以外にも嫌われるニオイ

加齢臭で口臭や体臭についてお話してきましたが、他にもニオイで気になることがあります。良いニオイでも、付けすぎたり別の香りが混ざってしまうとただの悪臭でしかありません。良かれと思って自分で試してみた結果、周りに迷惑をかけてしまうこともあります。

ここでは、そんな口臭や体臭の他にも自分ではわからない嫌われやすいニオイについてまとめてみましたので是非参考にしてみてくださいね。

香水をたくさん付けたら悪臭に

香水だけのニオイでも、人の好みなのでやっぱり「良いニオイ」と感じる人もいれば「もう少し控えめな方がいいな」と思う人もいます。

そんな中で、加齢臭を誤魔化そうとして大量に香水を付けている人を見かけたことありませんか?自分の周りには香水のニオイがするので良いニオイだと思いがちですが、それは間違いです。

周りにとっては、加齢臭と香水のニオイが混ざってただの悪臭でしかありません。よく電車の中とかにもそういった人のニオイを嗅いだことがありませんか?

甘いニオイと腐ったようなニオイでずっと嗅いでいると吐きそうで私は我慢できず車両を乗り換えたことがあります。こういったように周りの人にとってはただの悪臭なので、店員さんに相談してみたり香水を付ける場所や量を見なおしたほうがいいですよ。これから使う人も注意してくださいね。

化粧の粉っぽいニオイ

電車に乗っている時に隣に座った女性が粉っぽいニオイがしたことありませんか?若い女性だと特に気にならないのに何故か50代以上の女性に独特のニオイがしてきます。お香と化粧品が混ざったようなニオイで深く吸ってしまうとむせてしまうくらいです。

あんなにくさいのに何故か本人は気付いていません。きっと嗅ぎ慣れてしまったからだと思います。結局周りの人達が席を立ったり別の車両へ移動したりしています。

タバコの煙っぽいニオイ

私が個人的にも1番キライなニオイで、煙が入ってくると咳き込んでしまいます。タバコを吸っている時のニオイも苦手ですが吸った後の口の中のニオイもものすごく臭いんですよね。

食べたものとタバコの煙が混ざって、腐ったようなニオイがしてきます。「タバコ臭い」と言いますがそれ以上に口臭が酷いんです。これでは会話していても我慢するのに必死で内容が耳に入ってきません。

加齢臭で口臭もキツくなっているのにプラスでタバコを吸っていたら臭いニオイを足しているようなものなので、話し相手にも迷惑をかけてしまいます。

酒臭いアルコールのニオイ

サラリーマンが酔っ払っている時の体臭や口臭もキツいですが、加齢臭のある女性がアルコールを飲んだ時もかなり臭いです。鼻にツンとくる臭さと雨にぬれたダンボールのようなニオイがします。とにかく臭いんです。

お酒を飲むのは楽しいことですが、飲み過ぎていると身体にアルコールのニオイが染み付いてしまって悪臭を出すようになってしまうのでほどほどにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

加齢臭で気になるところは

  • 口臭
  • 頭皮
  • 耳の後ろ
  • デリケートゾーン
  • 香水
  • タバコ

でしたが、加齢臭をなくすのは難しいのでそれぞれ気になる部分のニオイを軽減させていくことから始めてみましょう。

歳を重ねるごとにニオイも強くなっていくので、できるだけニオイケアをすることを意識して周りから嫌われないように今からでもはじめてみてくださいね。